【活動報告】ミニ東京マラソンを開催いたしました!

2024年12月12日

2024年11月20日(水)に、今年度初めての『ミニ東京マラソン』を千代田区立お茶の水小学校の
5・6年生を対象に開催いたしました。

『ミニ東京マラソン』とは、子どもたちにランニングやスポーツへの関心を高め、
東京マラソンのコンセプト「走る喜び(ランナー)、支える誇り(ボランティア&審判&スタッフ)、応援する楽しみ(応援者)」に沿った東京マラソンを体験してもらう特別授業です。

今回、講師として以下の方々にご協力いただきました。 
・大島めぐみさん(東京マラソン財団スポーツレガシー事業チャリティ・アンバサダー、シドニー五輪5000m・アテネ五輪10000m代表)
・M高史さん(東京マラソン財団スポーツレガシー事業チャリティ・アンバサダー)
・徳田由美子さん(800m元日本記録保持者)
・川上優子さん(アトランタ五輪10000m・シドニー五輪10000m代表)
・石澤ゆかりさん(日本選手権3000mSC優勝、ジャカルタアジア3000mSC大会入賞)
・田中華絵さん(深圳ユニバーシアード10000m銀メダル、ジャカルタアジア大会マラソン代表)

まずは、講師の大島さんから長距離を早く走るためのコツを教えていただきました。
・しっかりとした姿勢で走ること
・肘の角度は90度、手は腰の位置を通るようにカタカナのハの字を書くように腕を一生懸命振ること
・たくさん酸素が吸えるように胸を開いてリラックスすること

上記の3点を意識して、イメージトレーニングを行いました。

そのあとは、
①ランナー役②ボランティア役(審判、スタッフ)③応援する役の3チームに分かれ、
その中で自分が何を行うかの役割分担を行いました。

■ランナー(講師:大島めぐみさん)
ランナー役のチームは、実際に走る前にリハーサルとしてコースを試走し、
給水する際のポイントを大島めぐみ先生にレクチャーしてもらいました。
今回は3000mSCの元日本チャンピオンの石澤さんも講師として参加いただいたということもあり、
障害物を設置した特別コースで行いました。参加者の皆さんは、恐れずに障害物を超えて走っていました。
給水は、自分のタイミングで給水し、後ろのランナーが立ち止まることがないように配慮していました。

■ボランティア(講師:徳田由美子さん、川上優子さん(審判)、田中華絵さん(給水)、石澤ゆかりさん(フィニッシュ))
給水のボランティア役のチームは、給水する際のポイントを理解し、どうやったらランナーが水を取りやすいかを考え、
ランナーが取りやすい位置にコップを置くなど、自ら考えて行動をしていました。
また、給水の水がこぼれてしまった際は、『濡れているから足元に気を付けてください!』などの声掛けも積極的に行いました。

■応援団長(講師:M高史さん)
応援役のチームには、どのような応援をされたら嬉しいかを考えてもらい、
『名前を呼ばれたら嬉しい』『大きな声でがんばれと言われたい』等、自分が応援されたら嬉しいと思う形で応援を行いました。
レース中は、うちわやフラッグなどの道具を使い、
一丸となって声出しで応援を行い、フィニッシュ後はみんなでハイタッチして、会場内を盛大に盛り上げました。

最後は、講師の皆さんとハイタッチ

マラソン大会に参加したことがない児童が多いなか、
参加後には『走り切れて嬉しかった』『疲れたけど楽しかった』『カーブしながら走るのが難しい』『応援の声が嬉しかった』などの感想をいただきました。今回のミニ東京マラソンの経験を生かして、将来陸上競技にチャレンジしたい!と思える機会の一つになって欲しいと思います。
お茶の水小学校の皆さん、ありがとうございました!

また、11月29日(金)に、第2回『ミニ東京マラソン』を足立区島根小学校で開催いたしました。

小学6年生を対象に実施し、先生方も参加し児童と一緒に競い合っていました。
1年生も応援に駆けつけ、たくさんの児童に応援され、とても和やかな雰囲気で開催することができました。
次回は、12月13日(金)に、原宿外苑中学校で開催予定です。

ミニ東京マラソンは、東京マラソンや東京レガシーハーフマラソンチャリティで東京マラソン財団スポーツレガシー事業
ご賛同いただいたチャリティランナーの皆さまよりお預かりしている寄付金を活用しております。